社会科
~世田谷線沿線巡検~
2月18日(土)、中学一年生対象の、「世田谷線沿線巡検」を行いました。世田谷線付近の地形図を見ながら、沿線の史跡を中心に散策をしました。世田谷八幡宮、豪徳寺、松陰神社などを見学し、また、地形図上の地図記号に一致する施設を探して、実際に確認をしました。宮の坂駅から三軒茶屋駅までを、半日かけて歩いてきました。
数学科
~「モンテカルロ法で円周率を求める」~
「面積をいろいろな方法で求めよう」というテーマで、あずきとサイコロを使って乱数を作り、モンテカルロ法によって円の面積(円周率)を求めます。正方形の箱の中にあずきを散らばせて、正方形に内接する円のなかに入っているあずきの数を数えていきます。4×(円内にあるあずきの数)÷(箱の中にあるあずきの数)を計算すると円周率に近い値が出てきます。この作業を何回か繰り返し、その平均をとることによって値を円周率に近づけていきます。この計算式の中で4をかけていますが、この4という数字が何を意味するのかもポイントになります。
サイコロは、10面ダイスと20面ダイスを使い、正方形に内接する円を方眼で区切り、座標の概念を利用してランダムに点をプロットしていくことによってあずきと同様な散らばりを作っていきます。
国語科
~星新一賞にチャレンジしよう~
国語科の本科コース土曜プログラムでは、表現活動の一環として1学期に小説の書き方を指導し、星新一賞に応募する作品を書くことを夏休みの課題としてきました。
星新一は生涯で1000以上の作品を創作し、その中には「理系的な発想」によってつくられた物語が多く存在します。2021年度の1年生は、世田谷学園の一年生がジュニア部門で二人受賞しました。
ジュニア部門 準グランプリ「紅(くれない)の追憶」
< 作者コメント >
星新一先生の本は小学生の頃からの愛読書ですが、何度読んでも新鮮なのが不思議です。
100年後の未来をこの目で見たい、健康に長生きしたいという人間の尽きない欲求を、不老不死と言われているベニクラゲの客観的な目線で描きました。心のどこかに幼い頃水族館で見たクラゲの神秘的な美しさが残っていたからかもしれません。作品を読んでくださった審査員の方々とこの課題を与えてくださった学園の先生方に感謝いたします。
(星新一賞 HPから引用 https://hoshiaward.nikkei.co.jp/archive/no9/result.html?id=award_1)
ジュニア部門 優秀賞 「lost memory」
< 作者コメント >
星新一賞への応募は中学校の夏休みの宿題の一つでした。
夏休みの宿題は8月31日にやるタイプなのですが、 応募する話の主題を決めていたり、使いたい技法があったり、 何より楽しみだったので早めに終わらせることができました。
そんな楽しんで書けた作品が受賞できて嬉しいと思うのとともに非常に光栄に思います。審査員の皆様、星新一賞に関わった全ての方々に心より感謝します。
(星新一賞 HPから引用 https://hoshiaward.nikkei.co.jp/archive/no9/result.html?id=award_1)
キングオブコント in SGS
世田谷学園中学校(本科コース)の土曜プログラムでは、「キングオブコント in SGS」と題して、対話劇(ショート・コント)の脚本執筆とコントの実演を行っています。生徒たちは、対話劇の制作・実演・他グループのコントの観劇を通じて、人物同士のつながりや状況との関係を捉える視点を学びつつ、対話的コミュニケーションにおける表現力と聞く力を身につけます。最終的にクラス内コンペを行い、クラスのチャンピオンを決定します。実演後にクラスメイトからもらった意見・感想を参考に、対話劇にさらに磨きをかけ、オープンキャンパスで発表するグループも多数います。
英語科
コミュニケーションに必要不可欠なリスニングとスピーキングを中心に授業をしています。また、1年間の最終ゴールとして、中学1年生でレシテーション、中学2年生で英語劇を行います。土曜プログラムを通して、英語を楽しみながら、4技能の盤石な基盤を築くことができます。
芸術科
音楽
~楽器の演奏~
楽器実技では専門の先生方をお招きし、箏やドラムの授業を行っています。
小学校で箏に触れたことのある生徒も多く、きれいな音色がホール中に響き渡ります。ドラムは初めて触れる生徒が多く、はじめはぎこちない演奏でしたが、自分たちの好きな曲に合わせて楽しく叩くことができました。
また、プロの声楽家の先生をお招きして、獅子児祭で披露する「マイバラード」や「We’ll Find The Way~はるかな道へ」などの合唱の指導をしていただきました。
美術
大学の先生を講師に招き、美術作品の製作を行いました。生徒たちはクラスを解体し、映像・工芸・油絵・版画・日本画の5つの部門に分かれて指導を受けました。完成した作品は、獅子児祭(学園祭)でも展示されました。
理科
~偏光板で遊ぼう~
光の波動性を利用した偏光板のおもちゃを作りました。作って遊んでみるなかで、人がどのようにものを見ているかを考えます。