高等学校卒業式が挙行されました

第121学年度 普通科第75回 世田谷学園高等学校卒業式が厳かな雰囲気の中で挙行されました。コロナ禍の中、できないことを嘆くのではなく、できることを追求して学園生活を送ってきた高校3年生が、保護者の方・学園関係者に見守られながら立派に巣立っていきました。

一貫生を6年間、高入生を3年間見守り続けてきた学年主任の樺山教諭は、学年通信最終号の結びで卒業生に向けて次のように語りかけました。「6年生、己との闘い、受験勉強! 自分の希望進路実現のために努めた日々。この日々は大人になってから必ず支えとなり、力となってくれます! 私にとってみんなが初めての卒業生です。みんなのことを一生忘れない! 最後に一言、『卒業、おめでとう!』」

第56回獅子児祭・実行委員代表でもあるH.S君は、学園に対する思いを答辞の後半部分で次のように語ってくれました。
「僕らは、友人や先生と関わり合い、刺激しあいながら、成長してきました。先輩に刺激され、受け継いだ思いをカタチにし、後輩を刺激してきました。そうして、学園に育てられ、また同時に僕らが学園を育ててもきました。どれもこれも、この学園、世田谷学園という場でのめぐりあわせがあったからこそです。めぐりあわせがすべての始まりなら、今日この度は、世田谷学園のもたらしてくれためぐりあわせへの感謝と、これから僕らを待ち受けている、可能性に満ち溢れた無限のめぐりあわせへの期待を胸に、学園を後にしたいものです。改めまして、学園関係者の皆様、保護者の皆様、さらには、僕らを育て僕らが育てたこの学び舎、学園の尊き伝統と理念に、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。」