入試講評 社会

入試講評 社会

第一次試験 社会

 

問題

正答率

受験者

合格者

【1】

1

 

5.3%

9.2%

2

 

96.4%

98.7%

3

 

45.3%

43.4%

4

 

20.9%

14.5%

5

 

42.7%

43.4%

6

 

73.8%

88.2%

7

 

78.2%

82.9%

8

 

25.8%

26.3%

9

 

52.9%

55.3%

10

88.4%

96.1%

86.2%

94.7%

87.6%

93.4%

88.4%

97.4%

11

養殖

68.6%

78.9%

栽培

69.9%

78.1%

【2】

1

(1)

84.9%

88.2%

(2)

78.2%

90.8%

(3)

94.2%

98.7%

(4)

84.4%

93.4%

(5)

72.4%

72.4%

(6)

87.6%

88.2%

(7)

84.9%

90.8%

2

 

55.6%

65.8%

3

 

65.3%

78.9%

4

 

84.9%

93.4%

5

 

84.4%

96.1%

6

 

89.3%

96.1%

【3】

 

96.9%

96.1%

88.9%

97.4%

64.4%

77.6%

29.8%

32.9%

66.7%

80.3%

81.3%

90.8%

1

 

67.6%

86.4%

2

 

84.4%

84.2%

3

 

90.7%

94.7%

4

 

42.7%

47.4%

5

 

44.4%

42.1%

6

 

70.2%

78.9%

7

 

48.4%

64.5%

8

 

61.3%

71.1%

【4】

1

 

96.0%

97.4%

2

 

32.0%

35.5%

3

 

87.8%

94.1%

4

 

80.0%

86.8%

5

 

28.0%

23.7%

6

 

80.4%

89.5%

7

 

64.4%

72.4%

 

 

【1】日本の漁業について出題した。

2・問10は基本事項に関する出題だったので、予想通りに正答率は高かった。問5の漁法については、(ア)は「さし網」、(イ)は「巻き網」、(ウ)は「底引き網」、(エ)は「定置網」で、東シナ海では底引き網漁が中心おこなわれている。問8の図では、排他的経済水域と200海里漁業専管水域が混乱している受験生が非常に多かった。排他的経済水域は領海を含まないが200海里漁業専管水域は領海を含む。この違いが理解できていないために(イ)を選択してしまった受験生が多かった。

11の養殖漁業と栽培漁業の説明問題については、頭の中では理解できていたようだが、文章力や表現力が乏しいため、不十分な答案が多かった。また、誤字脱字などで、減点される答案も散見された。

 

【2】日本の歴史登場する主な女性たちを取上げた問題である。高い正答率で良く理解されている。ただし、これらに関わる小問のうち問2は、約半分の正答率であった。

吉野ヶ里遺跡(弥生)、三内丸山遺跡(縄文)の区別を明確にしておいて欲しかった。

 

【3】古代から近代における日本の外交の歴史問題である。

()()の人名は基本的知識の問題であり概ね、高得点であったが()の山田長政の正答率が合格者正答率が32.9%と低かった。

問1は倭の五王時代と聖徳太子時代の外交の違いの記述問題で合格者の正答率は85%で正答率は高かった。

2~問8は選択問題であるが、問4ザヴィエルの出身国を地図から選択させる問題であったが正答率は低かった。問6は遼東半島。

7はドイツ地図の問題であり、学習する際には必ず、地図の活用をすることが必要。

 

【4】広島市長による平和宣言を題材に出題した。問34の日本国憲法の三大原理のひとつである平和主義や非核三原則についての正答率は高かった。問67の国際連合についての時事問題では、全受験者と合格者との正答率に8ポイント以上の差がみられた。国際社会の動きに関心を持って欲しい。

 

 

 

 

 


第二次試験 社会

  

問題

正答率

受験者

合格者

【1】

1

 

64.0%

75.3%

2

 

80.7%

87.0%

3

 

32.4%

36.0%

4

 

53.3%

61.0%

5

 

17.5%

20.2%

6

 

47.5%

51.4%

7

 

39.8%

42.8%

8

 

10.4%

12.7%

9

 

22.2%

21.6%

10

 

39.8%

49.3%

11

 

64.0%

71.9%

12

 

42.7%

51.1%

13

 

67.1%

76.0%

【2】

1

(1)

90.5%

94.9%

(2)

31.1%

42.1%

(3)

31.5%

42.8%

(4)

11.1%

16.1%

(5)

90.7%

96.6%

(6)

93.8%

97.9%

2

 

51.6%

64.7%

3

 

72.2%

79.8%

4

 

89.1%

94.5%

5

 

83.2%

88.5%

6

 

76.7%

82.9%

7

 

74.0%

78.8%

【3】

1

法令

73.3%

80.5%

人物

71.1%

72.6%

2

 

32.2%

39.3%

3

 

85.5%

92.5%

4

 

48.4%

54.8%

5

 

85.8%

89.4%

6

 

91.1%

95.2%

7

 

97.3%

99.3%

8

85.6%

92.8%

88.4%

95.9%

9

 

63.1%

74.0%

10

 

81.8%

90.8%

11

 

84.2%

90.4%

【4】

1

92.0%

95.2%

74.4%

86.0%

74.7%

85.3%

60.7%

70.5%

2

 

64.9%

79.5%

3

 

72.0%

81.5%

4

 

76.7%

87.7%

5

 

61.8%

73.6%

6

 

66.5%

77.4%

7

 

58.4%

68.8%

8

 

65.1%

77.4%

9

 

67.6%

71.6%

 

 

【1】日本地誌に関して、地形・気候・工業・農業など総合的な力を問う出題であった。また、(1)~(8)の写真やA~Dのヒントから、それがどこの都道府県かを理解する必要があった。問135は(1)~(8)の都道府県を、日本列島の形として頭の中でイメージできたかどうかがポイントであった。問6913では、ただ単に単語を覚えているだけではなく、それがどこの都道府県に関係の深い事柄なのかを関連づけて理解している事が必要であった。問7は瀬戸内の雨温図を答える問題であったので、降水量の特徴を理解していれば正解を導けたであろう。問12では、鹿島臨海工業地域の掘込み港の特徴を説明する出題で、「Y字の形をしている」ことや「大型の船が接岸できるように水路や岸壁が設けられている」ことなどの特徴を記述する事が求められた。

 

【2】2010年は、平城京遷都1300年にあたる年なので、それにちなんでの出題。特に小学校の教科書にも記載されている平城京の地図について、左京と右京、さらに外京についての理解が不足している解答が多く見られた。左京・右京について、どこを基準に判断するかを知っていれば正答できる。その他は、奈良時代の政治・文化史中心の基本的な問題であったので、正答率は高かった。

 

【3】江戸時代の参勤交代・農民の統制・鎖国令・日米和親条約・日米修好通商条約の資料に関する問題。ほとんど基本的な問題であるので、誤答は避けたい。問2の江戸幕府のとった大名の配置の特徴については十分な解答が少なかった。親藩・譜代・外様大名の違いを述べるだけではなく、どこに配置されたのかを述べてほしかった。また、問4・問5などの選択問題は、消去法で考えれば正答が導き出せる。

 

【4】大日本帝国憲法と日本国憲法の比較に関する出題。特に日本国憲法に関する出題が中心で、憲法制定方式、主権者、天皇、戦争と戦力、人権、三権に関する知識を問うもの。日本国憲法の三大原則や三権に関わる基礎的な事柄と憲法学習をしていれば得点できる出題で全体的に正答率は高かった。その中で意外に正答率が低かったのは問7の議会に関する出題。日本国憲法における国会の種類を理解していればすぐに解答できる問題であったが、衆参の定員、衆議院の優越、帝国議会での二院制についての知識が乏しい者が誤答したと思う。

 

 


第三次試験 社会

 

 

問題

正答率

受験者

合格者

【1】

1

(1)

74.9%

85.0%

(2)

79.1%

89.0%

(3)

89.1%

97.0%

(4)

75.9%

83.0%

(5)

79.9%

92.0%

2

 

67.8%

77.0%

3

(B)

61.4%

75.0%

(C)

56.6%

66.0%

(D)

73.3%

89.0%

4

 

45.3%

53.0%

5

 

21.9%

28.7%

6

 

46.9%

55.7%

【2】

1

1

55.9%

73.0%

2

74.6%

84.0%

3

42.8%

50.0%

4

71.4%

80.0%

5

13.2%

15.0%

6

63.7%

76.0%

7

34.1%

36.0%

2

 

50.2%

56.0%

3

 

48.2%

63.0%

4

 

93.2%

95.0%

5

 

83.9%

94.0%

6

 

85.2%

92.0%

7

 

70.4%

83.0%

8

 

29.3%

38.0%

9

 

56.3%

67.0%

10

 

92.6%

95.0%

【3】

1

 

65.3%

82.0%

2

 

63.3%

73.0%

3

 

91.3%

94.0%

4

 

73.0%

71.0%

5

 

62.1%

67.0%

6

 

53.4%

72.0%

7

 

28.9%

35.0%

4

1

(1)

76.2%

81.0%

(2)

7.4%

11.0%

(3)

10.6%

11.0%

(4)

75.2%

83.0%

(5)

85.9%

95.0%

(6)

52.7%

66.0%

2

 

46.9%

58.0%

3

 

21.9%

30.0%

4

 

86.8%

96.0%

5

 

56.6%

69.0%

 

 

【1】東日本を中心とする河川とそれに関連する基本的事項を出題。記述問題として日本の河川の特色を問うている。問3の(C)は利根川河口の銚子で、易しい出題であるが意外に誤答が多かった。問5は、浮世絵版画に描かれた大井川と、現在の様子を対比させた出題であったが、水位の減少を地球の温暖化に結び付けて記述した内容が散見された。

 

【2】東北新幹線・秋田新幹線・山形新幹線の停車駅近くにある史跡についての出題。地理的な要素に歴史的な要素が加わった地理・歴史の融合問題である。問1の史跡から近い新幹線の停車駅に関する出題は、一見して難しそうであるが、語群の選択肢を落ち着いて消去法などで整理していけば、正答は導き出せる。また、問3・問5・問7・問8・問9は合否を分けるような問題。確実に得点したいところ。特に問3の猪苗代湖や問9の男鹿半島の漢字の間違いは、注意したい。

 

【3】日本の歴史に影響を与えた代表的な外国人に関する正誤問題。問5のマッカーサーに関する問題は消去法でも正解を導きだせる。問7の正答率が最も低かったが、ウィリアム=アダムズの日本名である三浦按針を思い出せれば正解できる。

 

【4】2009年上半期の代表的な時事問題。日頃から新聞を読み、ニュースを見て社会の動きに関心をもつことが大切。補正予算、ASEAN首脳会議、裁判員制度、衆議院総選挙に関する出題とそれに関わる政治的な知識を問う出題。特に極端に正答率が低かったのは、問1(2)(3)・問3ASEANに関する問題。国際関係の時事問題であったがASEANの正式名、加盟国数、首脳会議が開催された国名については知識が乏しかった。国際関係の事柄であるが受験生にとっては難易度が高かったかもしれない。

 

 


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